40〜30万円台で憧れの「電動12速」へ
憧れの電動コンポーネント。
“ガチャンガチャン”という機械式のコンポーネントが出す、メカメカしい味わいも良いが、やはり一度はボタン1つで操作するような、電動コンポーネントを搭載したロードバイクに乗ってみたい…、というのは誰しもが抱いく憧れなのではないだろうか。
しかし、電動コンポーネントは価格が高く、なかなか購入に思い切るのが難しい。
そこで本記事では、3大コンポーネントメーカー(SHIMANO・SRAM・Campagnolo)のなかでも、比較的価格が低めであるSRAM社の「SRAM Rival eTap AXS(スラム ライバル イータップ AXS)」を搭載した完成車をご紹介。
「Rival eTap AXS」はSRAM社の下位グレードではあるものの、電動12速という機能を備えたシリーズだ。
今回はこの「Rival eTap AXS」のグループセットを搭載し、『Canyon(キャニオン)』から販売されている30万〜40万円台に抑えた完成車をご紹介していく。
スラム・ライバルを搭載したバイクとして、市場最安価格のモデルとなっている。
Canyon(キャニオン)
Endurace CF SL 7 eTap
プロレースで数々の実績を築き上げながら、高いコスパが特徴の『Canyon(キャニオン)』。
本モデルは、キャニオンが販売するエンデュランスバイク「Endurace」シリーズの2ndモデルからの1台。
“エンデュランスモデル”に求められる快適性だけでなく、剛性や空力性能なども考慮され、スピードも追求できるモデルとなっている。
ヘッドチューブ・ダウンチューブには後方部分を削ぎ落としたような形のカムテール形状を採用し、空力性・耐久性を高めつつ、無駄を省くことで軽量化も実現している。
ステム一体型のコックピットや、シートチューブに内装されたシートクランプも空力性能をより高める装備。
ペダリングのパワーを伝えるのに重要なダウンチューブとBB付近は、がっちりとした太めの設計。パワーロスを抑え、効率的に推進力へと変換してくれる。
その他トップチューブや、シートチューブをまたぐようにトップチューブまで伸びているシートステーは、横に扁平するような形状。
そのシートステーは、リアエンドとの接合部で、直線的な頂点を描くのではなく、少し鉤爪のようにカーブしている。
そしてシートチューブは BB側の下方に近づくにつれ細く変形。
標準装備のシートポストは、中間が空洞となっており、まるで2本の足がはえているようなデザインだ。
これら様々な設計の組み合わせにより、路面からの振動吸収性を高め、疲れにくく快適なライドをサポートしてくれる。
遠くまで長い距離を乗っていても疲れにくいバイクが欲しい。でもスピードも出したい!、という方におすすめの1台だ。
また、本モデルにはスラム・ライバルの電動コンポーネントに加え、「4iiii」のパワーメーターも装備された1台。目標となる”数字”を設定することで、フィットネスやトレーニングをより効率的に楽しくしてくれるだろう。
【完成車】
- モデル名:Endurace CF SL 7 eTap
- カラー:Stealth Grey / Frozen Yellow
- サイズ:
402 / 432 / 462 / 492
522 / 552 / 582 / 612 - フレーム素材:カーボン
- 重量:8.52kg(平均)
- コンポーネント:
SRAM Rival eTap AXS(電動12速) - ブレーキ仕様:油圧ディスク
- ホイール:DT Swiss Endurance LN
- 参考価格:¥409,000
『Canyon(キャニオン)』2022年モデルはこちら |
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参照:Canyon
1. Endurace CF SL・¥409,000
2. Endurace CF・¥349,000
3. Ultimate・¥379,000