フレーム素材の種類まとめ【金属編】編集部員は金属フレームをおすすめ?!/誰にでもわかるロードバイク入門講座

「チタン」という選択肢

Panasonic ORTC12:FRTC12 Version L

カーボン・アルミ・クロモリ、その他の選択をお探しの方へ「チタン」をご紹介。

チタンは腐食に強く、強度にも優れ、そして軽い。多彩なメリットを持つ金属素材だ。

身近なものでは、時計やメガネなどの精密機器、海風にさらされる建築物などに使用されている。その他にも、骨折した「鎖骨」などに埋め込むプレートにチタンが使用されていることも多い。過去の落車により、「自分の体内にもチタンが・・・」というサイクリストもいるかもしれない。

また、チタンフレームの独特な仕上がりと乗り味が放つ「高級感」も大きな魅力の1つ。そんな独特な特徴に魅了される方も多いだろう。

重量面では、スチールフレームに比べて軽く仕上がるが、アルミフレームに比べると少し重く、スチールとアルミニウムの中間的存在と言えるだろう。

強度面では、クロモリに匹敵するほどの強度と非常に高い耐腐食性を誇っている。

そこで今回は、国内ロードバイク市場にて現行モデルとして販売されている、チタンバイクをご紹介していく。ぜひ新車購入の選択肢に、加えてみてはいかがだろうか。

DE ROSA(デローザ)

ANIMA

2022 DE ROSA ANIMA イタリアの老舗ブランド『DE ROSA(デローザ)』。12歳から自転車フレーム製作に携わってきた創業者のウーゴ・デローザが1953年に創業した自転車ブランド。トレードマークのハートは自転車に対するPASSIONE(情熱)の証だ。

2022 DE ROSA ANIMA

そんなウーゴ自身が90年代初頭にスチールフレームの次の素材として見出したのがチタン。そしてデローザ初のチタンフレーム「TITANIO」は、94年のジロ・デ・イタリアを制覇。ウーゴの先見性と、それを具現化する洗練された技術が証明された結果となった。

2022 DE ROSA ANIMA

その後、今日に至るまでチタンフレームを開発し続け、改良を重ねてきたデローザ。その結果、金属とは思えないほどの軽量性と、軽い乗り心地を実現。剛性と各チューブのしなりのバランスを最適化し、ロングライドからヒルクライムまで対応可能な、優れた快適性を誇るフレームを完成させた。

2022 DE ROSA ANIMA

イタリア語で「魂」や「こころ」を意味する「ANIMA」は、そんなデローザのチタンバイクの伝統を現代に受け継いだモデルだ。

さらに「ANIMA」はディスクブレーキや、Reynolds社製の3Dプリンターで成形したリアエンドを採用するなど、最新の技術も取り入れたバイク。

常により良いものを目指す、創業以来変わることのないデローザの姿勢と、自転車に対する「魂」や「こころ」が表現された1台だ。

【フレームセット】

  • メーカー:DE ROSA(デローザ)
  • モデル名:ANIMA
  • カラー:Titanium / カスタムカラー
  • サイズ:44 / 45 / 46 / 48-53(1cm刻み)/ 55 / カスタムサイズ
  • 参考重量:-
  •  税込価格:¥1,188,000(ディスク仕様)/ ¥1,097,800(リム仕様)
『DE ROSA(デローザ)』 についてはこちら!

参照:DE ROSA , derosanorthamerica.com

1. DE ROSA:¥1,188,000
2. DE ROSA:¥946,000
3. TOMMASINI:¥790,000〜
4. Panasonic:¥407,000〜
5. Panasonic:¥264,000〜
6. MOOTS:$11,709〜(完成車)

DE ROSA(デローザ)
TITANIO SOLO

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