大手ブランド多数のアメリカ

TREK(トレック)やSPECIALIZED(スペシャライズド)など世界中で販売され、レースからサイクリング、通勤・通学まで幅広く使用されている名ブランドたちはアメリカ生まれ。

そんな王道のアメリカブランドたちをご紹介。

Cannondale(キャノンデール)

CANNONDALE SYSTEMSIX CARBON ULTEGRA DI2

参照:Cannondale

Cannondale(キャノンデール)はアメリカの自転車ブランド。

1971年、Cannondale(キャノンデール)はアメリカを本拠とする自転車メーカー。フレームだけでなく、パーツ類やウェアなどのアクセサリー類も充実したラインナップを持つ。アルミフレームに長けておりCAADシリーズは登場以来高い人気を持つ。

カーボンフレームを持ち軽量さを追求したロードバイクシリーズは「SUPERSIX EVO」の名が冠される。超軽量カーボンのHI-MOD Carbonを採用した「SUPERSIX EVO HI-MOD 2 DURA ACE」をフラッグシップに持ち、辛口批評で知られるドイツの『ツアー』マガジンはSUPERSIX EVOを「世界で最も優れたバイク」と評する程、世界的に評価が高い。「SUPERSIX EVO」シリーズは完成車として他にもコンポーネントのグレードとフレームに使われるカーボン素材が異なる「SUPERSIX EVO ULTEGRA」「SUPERSIX EVO 105」がある。

Cannondale(キャノンデール)について詳しく知る(ブランド辞典)

Cannondale(キャノンデール)ホームページ

FUJI(フジ)

FUJI NAOMI BLUE

参照:FUJI

FUJI(フジ)はアメリカの自転車ブランド。

1899年に岡崎久次郎が日米商店を設立、1906年にイギリスから輸入した自転車の販売を開始。1928年に商標を富士に改称してその歴史がスタートした。1930年代に発売された高級実用車「覇王号」はアジア各国でも人気となった。1970年代に本格的に海外進出を果たす。

日本においては、カラフルでスタイリッシュな都会派バイクとして認知されているが、海外資本となったFUJIは競技用バイク推進に力を入れている。2004年にJudith ArndtがFUJI初のフルカーボンバイクでワールドチャンピオンとなった。2009年にグランツールに初挑戦し、2011年にはブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝した。2014年には2度目となるツール・ド・フランス出場を果たした。同レースではカーボンエアロロード「Transonic」が投入され、Leopold Königが個人総合で7位と好成績を収めた。

FUJI(フジ)ホームページ

BLUE(ブルー)

BLUE(ブルー)はアメリカの自転車ブランド。

ジョージア州アトランタを拠点とした自転車ブランドである。正式名称はblue COMPETITION CYCLES(ブルー・コンペティション・サイクルズ)。製品をレースの場に積極的に投入し、フィードバックを製品に反映させている。アメリカ内外で数多くのタイトルを獲得、世界的レースにも出場している。フレームの剛性、ジオメトリー及び軽量性のコンビネーションを追求し、最良のバランスを提案している。ハイクオリティな素材、コンピューター制御による緻密な作業、職人による手作業により究極のマシンを生み出している。

BLUE(ブルー)ホームページ

JAMIS(ジェイミス)

JAMIS(ジェイミス)はアメリカの自転車ブランド。

1979年、ロン・ジェイミスが設立。1988年にロードバイクの製作を開始した。クオリティ、コストパフォーマンス、堅実なモノづくりが認められ、アメリカのメディアから多くの賞を受賞している。

素晴らしいパフォーマンスを発揮するバイク作りをコンセプトにしているため、デザイン・スペックともに真面目さを感じることができる。作り手自身が乗ることを愛するサイクリストであることから「人に優しい乗り心地」を追求しており、レイノルズパイプを使ったクロモリバイクは高く評価されている。カーボン素材が全盛の昨今において、スチール素材にこだわったラインナップが特徴的である。

設計はサイクリストの求めるものを一番に考え、それを体現しているのがSST(Size Specific Tubing)と呼ばれるJamisの独自工法である。サイズが変わっても同じ最高の乗り味となるよう、細かく異なる素材を使ってフレームを一台づつハンドメイドしている。

アメリカ最大規模の自転車ブランドに成長した今でも、「人に優しい、完璧なバイクを作ること」に拘り続けている。

JAMIS(ジェイミス)ホームページ