ロードバイクのカスタマイズで、おそらく最も頻繁に変える部分がバーテープだろう。
しかし、ブランド・素材・厚さなど、違いが様々であることからバーテープ選びは困難を極める。実際にスポーツバイクショップに行くと「ラインナップが多すぎてどれを選べば良いか分からない…」なんてことも多々ある。
価格も様々であり、どのように選べば良いのか、どうすれば好みの物を見つけられるのか。そんな疑問を解消する為にも、今回はバーテープについてご説明していく。
そもそもバーテープって必要?
「バーテープ」とは、ロードバイクのハンドルに巻くテープのこと。
汗や雨で濡れた状態でも滑りにくく、グリップ力を高めてハンドルを握り易くさせる役割がある。種類によっては振動吸収性を高める効果の物も存在し、疲労の軽減や長距離サイクリングの快適度を高めてくれる役割もある。
ヒルクライムのレースなどでは極限まで軽量化する為にバーテープを巻かないツワモノもいる。
しかし、生身のハンドルだけだと著しく不快であり、路面からの振動は堪え難いものである。バーテープは長時間手に触れている箇所であることから、必需品である。
前述した通り各メーカーで素材や色などラインナップは無数にあり、見栄えの相性を楽しむこともできる。機能性で選んでも良し、カラーリングやデザインで選ぶも良し。手軽に個性を表すことのできるアイテムだ。
バーテープって安価なの?
基本的に価格は1000円〜5000円程度と幅広い。デザイン性の高い物やクッション材、バーテープ自体の加工が凝っているものは高くなる傾向にある。
しかし忘れてはいけないことが、バーテープは「消耗品」だということ。もちろん走行頻度や環境にもよるが、自分の走行スタイル・見た目・価格に合わせて選んでいくことが大事だ。
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