ロードバイク本体の購入と同時に、初期投資で買うべきアイテムに空気入れや工具など様々挙げられる。その中でも、優先度が高いのが「ヘルメット」だ。ママチャリなどの自転車よりもスピードがあり、不慣れな方にとっては落車のリスクもあるロードバイク。そんなもしもの為にも、頭を守ってくれるヘルメットは必須だ。

今回は、ロードバイク初心者向けに「ロードバイクのヘルメットの種類」についてご紹介していく。

意外と色々あるヘルメットの種類

左からエアロ、軽量、ノーマルタイプのヘルメット。筆者は用途や気温に応じて使い分けています。

ロードバイクのヘルメットと言ってもメーカーによって様々。

ここ近年の傾向としては空力に優れた「エアロロードヘルメット」、ヒルクライムや通気性に優れ、真夏の使用に向いている「軽量ヘルメット」、そして通常のヘルメットの3種類を状況や用途によって使い分けるのが、プロの世界やシリアスサイクリスト達の中では一般的だ。

以下上記3種類のヘルメットについてご説明していく。

エアロロードヘルメット

”エアロロードバイク”が空力に優れているように、「エアロロードヘルメット」は空力に優れている。また、通気性がかほぼ皆無な為、真冬での使用にも向いている。

ここで注意して欲しいのは、「エアロロードヘルメット」と「エアロヘルメット」はややこしいが、ほぼ別物だ。

「エアロヘルメット」はタイムトライアル種目専用で特殊な形状をしており、通常のレースでは使用禁止であり、サイクリングにも不向きだ。ロードバイク乗りなら「エアロロードヘルメット」を選ぼう。

また、ここ最近ではバイザーが取り外し可能でエアロヘルメット兼通常のヘルメットと、用途に合わせて変更出来る物も存在する。通常のヘルメットなどと比べると、若干の重量があるが、近年での多くの製品は速く、軽く作られている事からバイク本体以外にも速さを求める方におすすめ。

軽量ヘルメット

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