ロードレース見るなら「J SPORTS」と「GCN+」どっち? 年間配信スケジュールで比較/ロードレース2022年シーズン

4月24日(日)に「Liège-Bastogne-Liège(リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ)」が開催される。

日本では「J SPORTS」にてライブ観戦が可能だ。

本記事では「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(LBL)」について、その見どころや歴史などにも触れ、どんなレースなのかご紹介していく。

ベルギー北東部で開催される「LBL」

Liege Bastogne Liege INEOS Grenadiers

LBLとは大会名の通り、ベルギーの北東部ワロン地域の町「リエージュ(Liège)」から、南に100kmほど離れた町「バストーニュ(Bastogne)」まで行き、また「リエージュ(Liège)」に帰ってくる、というレース。

全長約250kmほどのレースで、激しいアップダウンが特徴だ。

主にパンチャーやオールラウンダー、またはクライマーにとって、優勝のチャンスのあるコース設定となっている。

モニュメント4戦目・「春のクラシック」最終戦

Liege Bastogne Liege INEOS Grenadiers

比較的長い歴史を持つ「クラシックレース」のうち、特に格式が高いとされる5つのワンデーレースは「モニュメント」と呼ばれている。その5つのモニュメントのうち、シーズン4番目に開催されるのがLBLだ。

さらにLBLは「春のクラシックの最終戦」という意味合いも持っている。「春のクラシック」とは2月下旬から開催される歴史あるワンデーレースの連戦。

その連戦の最終戦であるLBLを終えると、5月初旬から『ジロ・デ・イタリア』が開幕し、続く『ツール・ド・フランス』『ブエルタ・ア・エスパーニャ』の「グランツール」の期間に突入する。

「アルデンヌクラシック」の最終戦

Liege Bastogne Liege INEOS Grenadiers

「アルデンヌクラシック」とはベルギー南東部からフランス北東部、ルクセンブルクにまたがる「アルデンヌ(地域)」で、開催されるワンデーレース。主に以下の3レースがある。

アムステルゴールドレース オランダ南東部
(通常パリ〜ルーベの翌週)
フレッシュ・ワロンヌ ベルギー東部
(通常AGRとLBLの間)
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ベルギー東部
(通常AGRの翌週)

どれも通常、「パリ〜ルーベ」終了後の4月中旬に開催されるレース。「パリ〜ルーベ」や「ロンド・ファン・フラーンデレン」などに見られる石畳は姿を消し、その代わりに激しいアップダウンが選手たちを苦しめる。

最高標高は600m…
なのに獲得標高は「4,400m」!?

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