今が見頃の菜の花

日本の春を代表する「桜」。毎年桜のある景色や、愛車との写真を楽しみにしている方も少なくないだろう。しかし桜は、花の盛りが短いことがネックのひとつでもある。

そこで今回は、もうひとつの春の花「菜の花」にフォーカス。関東であれば桜よりも早い2月下旬から4月下旬ごろが見頃(地域・天候によって差はアリ)だ。

今回は車でも電車(輪行)でもアクセスしやすい「江戸川サイクリングロード」をご紹介する。都心から少し足を伸ばして、春を探しに行こう。

流山橋からスタート

「江戸川サイクリングロード」は東京都江戸川区(左岸)/千葉県市川市(右岸)の河口から、栃木県古河市の利根川へと通ずる約50kmの道。その途中にある「流山菜の花ロード」は埼玉県三郷市、吉川市、千葉県流山市を繋ぐ道だ。

具体的な起点は無いが、今回はJR武蔵野線三郷駅付近の「流山橋」からスタート。輪行でのアクセスも良いため、都内の走行が不安な初心者でも気軽に訪れることができる。

駅から橋を渡り、流山市側(右岸)からサイクリングロードに入る。黄色い道を走り始めると、春の香りに包まれる。

江戸川土手まで続く黄色い道

サイクリングロードを北上し、「江戸川土手」を目指す。なお、ここでは土手の上側と下側の両方が走行可能。

土手の下側では菜の花に囲まれた景色を・・・

一面黄色に囲まれた土手の「下側」

そして土手の上側では、川沿いの景色を楽しむことができる。

江戸川全体と菜の花を見渡せる土手の「上側」

「流山橋」から約4km進めば「江戸川土手」に到着。都内の河口付近は人通りも多いが、埼玉県に入れば人通りもまばら。景色を堪能することができる。

江戸川土手より先のルートは芝が多いため、景色や写真を楽しみたいのであれば、今回ご紹介したルートがオススメだ。

今年の春は延々と菜の花が続く「菜の花ロード」に足を運んでみてはいかがだろうか。