より良いバイク作りには細かい修正も不可欠
そのほかの変更点として、Di2のジャンクションの位置がシートポスト上部に変更された。使用しない場合はシートポスト用カバーが全モデルに付属する。BBもこれまでのOSBB規格からスレッド式のBSC規格を採用。左右差が少なく異音が発生しにくい点もメンテナンス性の向上につながる。
すべてを征す一台
このように、期待値の大きいフルモデルチェンジの割には変更点が少なく見える新型ターマック SL7。しかしながらもその変貌は大きなものであり、これまでのヒルクライムバイクとエアロバイクのどちらかを選ばねばならないという「妥協」を一切排除した。真の意味で「オールラウンド」のバイクとして生まれ変わったとも言えるバイクだ。
サイズごとにカーボンレイアップを変更し、全サイズで共通のライドフィールをもたらすRIDER-FIRST ENGINEERED™などの細かい技術、進化を知りたい方はスペシャライズド公式サイト、もしくはお近くの販売店まで。