軽量ロードバイクの筆頭株、Emonda
TREK(トレック)の軽量ロードバイクシリーズ『Émonda(エモンダ)』。フレーム単体重量690g、完成車重量4.65kgと、量産ロードバイクでは世界最軽量の『Émonda SLR 10』を筆頭に、徹底した軽量化が施されたシリーズ。
Emondaの由来は、フランス語で「削ぎ落とす」を意味する「émonder」から名付けられている。その名にふさわしく、パーツ類の徹底的な軽量化に加え、『Émonda SLR 10』は塗装そして「TREK」のロゴさえも軽量化のためにロゴの縁だけがプリントされる程。
エモンダの名に恥じない超軽量アルミロードバイク『Émonda ALR』
そのエモンダのアルミフレーム版として先日発売された『Émonda ALR』も、アルミフレームながらフレーム単体重量960gとカーボンロードバイクと同等の超軽量フレームに仕上がっている。
世界最軽量級
完成車として用意されるのは、リア11速のシマノ105。アルミホイールを装着しながらも完成車重量で8kg台前半を実現しており、より軽量なホイールなどカーボンパーツで武装をすればカーボンフレームのロードバイクより軽量に仕上げることも可能だ。
これまで「世界最軽量のアルミロードバイク」と称されてきたCannondale CAAD10(キャノンデール・キャド10)はフレーム単体重量が1,150gと190g重い。コンポーネントやホイールなどの組み合わせ次第でこの差は詰まってしまうが、レーシングモデルの系譜を持つ軽量なレーシングアルミロードバイクという点では真っ向ライバルと言えるかも知れない。
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