2020年3月31日午後8時(日本時間)より、サイクリング業界初のデジタルサイクルイベントである『2020 Digital World Bike』が開催される。副主催者&発起人は元プロロードレーサーのイェンス・フォイクト氏。
会場はパソコンやスマホの画面の中。誰でも参加できる大規模イベントだ。
バーチャルの自転車の祭典
2020 Digital World Bikeでは、ロードバイクブランドやサプライブランドのショーケース、ライブチャット、各代表発表者との質疑応答、招待ゲストによるスピーチホールが用意される。
イベントでは、参加者は3つの会場でプレゼンテーションやスピーチを体験できる。質疑応答では、最新の製品とテクノロジー、さまざまな自転車の文化、自転車に乗れる都市、安全性と気象条件の影響についての説明が行われ、参加者は、出展者が新製品を発表するのを見たり、質問したりすることができる。
史上初のバーチャルサイクルイベントでは都市のモビリティ、サイクリングテクノロジー、スポーツの複数のインフルエンサーや業界リーダーが、業界のトレンドやサイクリングに関する一般的な懸念への解決策、サイクリングの将来についての話し合いも行われる。
4月1日午前12時(日本時間)には様々な著名なプレゼンターと、海外自転車メディアVeloNews編集者のDan Cavallariがヘルメット技術の進歩についての議論が行われる。
初のバーチャルイベントに業界人は
サイクルだけでなく様々なトレーニングを管理できる海外クラウドサービス『Treaning Peaks』のDirk Friel氏は
「2020 Digital World Bikeイベントでは、我々の会社のビジョンをみなさんに共有するだけでなく、業界のトレンドについても話せることを嬉しく思います。今日の世界での新型コロナウイルスの状況においても、Digital World Bikeは、自転車業界の大型イベントを可能にしました。自転車業界はデジタルプラットフォームを採用し始めたばかりです。サイクリング、業界情報の共有、ディスカッションの強化において、サービスやブランドを立ち上げることがこれからの未来であると考えています。」
とコメントし、オンラインでの自転車イベントの開催を高く評価している。