新型コロナウイルスの影響を受け、ツアー・オブ・ジャパン開催中止を発表/2020年ツアー・オブ・ジャパン

2020年3月25日、ツアー・オブ・ジャパン組織委員会は新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、5月17日からのツアー・オブ・ジャパンの開催中止を発表した。

大会運営事務局である一般財団方針日本自転車普及協会は、

「3月18日付でUCI(国際自転車競技連合)より『新型コロナウイルスの影響により4月30日までに開催予定のUCI公認レースは、関係者の安全確保のために中止する』との決定がなされました。(中略)感染拡大防止策として無観客レースも検討いたしましたが、各開催地自治体と共に『日本の地域を元気にする社会貢献型の国際スポーツイベント』をテーマに掲げて開催する、本大会が目指す本質的な意義を実現することが困難であるとの判断に至りました。」

とコメントしている。

3月21日より4月末まで欧州各国を含む38カ国からの入国制限や、指定地域からの渡航者全てに2週間の待機義務が出ていることも深く影響している模様。

オリンピック日本代表選手選考はどうなるの?

ツアー・オブ・ジャパンはオリンピック日本代表を選考する最後のレース。というのも代表選考期間が2020年5月31日までと規定されているからだ。これによってロードレース男子日本代表争いを行なっている上位3名の新城幸也、増田成幸、中根英登らはまた一層激化した代表争いを強いられる。

ちなみに3月24日時点での代表争いポイント比較はこちら。

順位 名前 JCFポイント数
1 新城幸也(チームバーレーン・マクラーレン) 413
2 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 274.8
3 中根英登(NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス) 258
4 石上優大(NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス) 161.5
5 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム) 153

オリンピック開催延期の影響は

そもそも東京オリンピックは、予定通りの2020年7月開催を不可能とし、2021年夏までの実施に向けて具体的な検討をしていくとの発表もある。

これにより代表選考に関しても不確定な要素が多いので、国際オリンピック委員会(IOC)や各関係スポーツ機関の新たなる声明が待たれる。