サガンが2度目のコロナ陽性 デビュー戦への影響は?

2021年の昨シーズンまで、UCIワールドチーム「BORA – Hansgrohe」にともに所属していたペーターとユライのサガン兄弟。

去年の2月に受けた新型コロナウイルスの検査でも、2人とも陽性と診断されており、2人とも今回で2度目の陽性発覚という結果となった。

そして2022年、このサガン兄弟は2人ともUCIプロチームの「Team TotalEnergies」に移籍し新たなシーズンを戦う。

SPECIALIZEDがサポートチームの新バイクを発表(2022年シーズン版)/スペシャライズド「Tarmac SL7」

兄弟揃って新たなスタートを切ろうとした矢先、陽性という不運な結果に見舞われてしまった。

2人が所属する「Team TotalEnergies」は新シーズンスタートに向け、スペインでのトレーニングキャンプを実施する予定。しかし、サガン兄弟はこれに参加することが難しくなった。

2022 SPECIALIZED Tarmac SL7 Team TotalEnergies

昨年チーム移籍を発表し、2022年2月6日に開催予定だった「ブエルタ・サン・フアン」にて新チームデビュー戦を飾ることも公表していたペーター・サガン。

しかしアルゼンチン開催の本大会は、新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大の影響を受け、先日2年連続となる中止が発表された。

これを受け、サガン兄弟が所属する「Team TotalEnergies」は他のチーム同様、選手たちのスケジュールの再調整を余儀なくされた。そして立て続けに起こった2人の陽性反応という不運。

Team TotalEnergies Paris Nice

2022年のモニュメント初戦は、3月19日に予定されている「ミラノ〜サンレモ」だが、サガン兄弟を含む選手たちの2022年デビュー戦は未だ明らかになっていない。無事に回復し良いスタートを切り、サイクルロードレースファンを今年も楽しませてくれることに期待したい。

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