IT企業が作った電動ロードバイク!?日本のe-bike界に風穴が開くか「BESV(ベスビー)」

IT企業が開発したe-ロードバイク

「BESV(ベスビー)」というブランドをご存知だろうか。スポーツバイクや自転車のブランドではない。
BESVは電動アシスト自転車、つまりe-bikeのブランドだ。ブランド名はBeautiful、Ecology、Smart、Visionの頭文字をとって名付けられている。

開発・製造に当たっているのは台湾のIT企業のダーフォン・イノベーション社。さらに辿るとあの液晶モニターで有名なBEN Qグループに至る。つまり、元々自転車を製造していたメーカーではなく、IT企業が電動アシスト自転車の開発・製造を行なっている。

ヨーロッパでは移動手段として主流になりつつあるe-bike

e-bikeはすでにヨーロッパでは移動手段として主流になりつつある。車からe-bikeに買い換えるユーザーも増えているという。「BESV」はママチャリや小径車、シティサイクル向けのe-Bikeをすでに発売し、2017年にはグッドデザイン賞も受賞、ヨーロッパ市場を中心に高い評価を得ている。デザイン性と、ITで培った独自のアルゴリズムによる最適な電動アシスト機能が特徴だ。

PSA1_Y

2017年グッドデザイン賞受賞モデル「PSA1」

LX1

BESV最上位モデル。デザインでも類を見ないe-クロスバイク「LX1」。専用アプリでスマホ連携も可能

昨年のサイクルモード2017ではe-MTB(マウンテンバイク)も展示しており、2018年はe-ロードバイクもリリースをする。元々スポーツ自転車のメーカーではないブランドからロードバイクが発売されるというのはレアなケースだ。

BESVの考え方

BESVのブランドヴィジョンには「革新的なデザイン、オリジナルアルゴリズムによる高い走行性能、直感的でシンプルな操作性。次世代のe-bikeで、乗る人に驚きと感動を。」とある。
スポーツバイクのe-Bike化、ではなく、e-bikeブランドの中の1つの製品としてのスポーツバイクやロードバイクを提供する、という。e-bike市場に対するアプローチ方法が他のロードバイクブランドとは異なっているのもポイントだ。

2018年BESVからe-MTBとe-ロードバイクが発売

2018年3月13日(火)、「BESV」の新作発売記念イベントが代官山で行われた。

BESV JAPAN 取締役会長アンディー・スー氏挨拶

BESV JAPAN 取締役会長アンディー・スー氏

イベントは、株式会社BESV JAPAN 取締役会長アンディー・スー氏の挨拶から始まった。
「アジアでは台湾と日本が中心のマーケット。今年は日本のユーザーの皆さんにさらに満足していただくべく拠点を設けたので、より多くの商品を届けて行きたい。また、e-MTBやe-ロードバイクといった種類を増やすことで、皆さん嗜好やニーズにあった商品を選んでいただけるようになります。」と語った。

続いて株式会社BESV JAPAN 代表取締役社長 澤山俊明氏の新作e-MTBとe-ロードバイクのプレゼンテーション。

BESV JAPAN 代表取締役社長 澤山俊明氏

BESV JAPAN 代表取締役社長 澤山俊明氏

国内初の本格e-MTB「TRS1」

e-MTB TSR1

e-MTB TSR1

日本初のSHIMANO STEPモーター搭載のMTBモデル。フレームにカーボンを採用し、e-MTBながら重量20kgを切る。充電時間は約4時間で、最大走行距離は140km(使用モードにより変わる)。価格は462,000円(税抜)。2018年3月29日発売だ。

モデル名 TSR1
フレーム カーボン
タイヤサイズ 27.5×2.6(仏式)
変則方式 Shimano SLX 11S
ブレーキ Shimano DEORE/hydraulic
モーター Shimano STEPD E8080
重量 19.3kg
最大走行距離 140km
充電時間 約4時間
カラー Black(With Blue & Neon Yellow)
価格 46万2000円(税抜)

※カラー・仕様等は変更になる可能性があります

e-ロードバイク「JR1」