2020年8月、製造から販売まで一括して自社管理をしているドイツのブランド、CANYON(キャニオン)が、同社のロードバイクの新グレード、最先端・最上級・最速=ネクストレベルを評するクラス名称「CFR(キャニオン・ファクトリー・レーシング)」ならびに該当グレードのロードバイクを発表した。
https://twitter.com/Canyon_Japan/status/1293140104899223554
2019年「CF EVO」に続く新グレード
これまで「CF SL」「CF SLX」「CF EVO」と、主にカーボンレイアップの変更でグレードを設け、ユーザーの用途・希望に合わせたキャニオン。「ネクストレベル」を目指す研究開発においては、そもそも自転車というものがいかに構築されているかを改めて考え直す、基礎的で概念的な研究が出発点とし、フレーム形状等ではなく、「フレームの内部」から改善を見込んだ。
バイクと肉体をつなぐCFRバイク
CFRバイクはキャニオンの研究開発チームとキャニオンアスリートの間の
アスリートによるテストとプロトタイプマシンの間のフィードバックループは、数年に及ぶ時間を必要とした。なぜキャニオンは、このように膨大なコストを必要とするCFRプロジェクトを始めたのだろうか?その理由は、このスポーツに情熱を燃やすエンジニアとして、アスリートとして、常に最高であることを追求したいからだという。
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