キャニオン(CANYON)が新型「エアロード(Aeroad)」を発表 6年越しの大幅進化と新技術を搭載した次世代バイクに

常識を覆す驚きのギミック

3. ハンドル幅を40mm可変、コラムカット不要でハンドル高を15mm調整可能なコクピット

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©️キャニオンジャパン

独創的なステム一体型ハンドルバー「CP0018エアロコクピット」が登場。

メーカー直販を採用するキャニオンは、配送時の梱包とユーザーの組み立てを安全かつ容易なものとするために、ハンドルバー左右のウィングセクションに取り外し可能な構造を採用。さらに40mmの調整幅(フレームサイズにより全体幅は異なる)を持たせ、幅広にして安定性を高めたり、狭めることで前方投影面積を減らしエアロ効果を高めたり、調整が容易になった。ライドスタイルにだけではなく、輪行や室内保管での都合まで解決してくれる。

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©️キャニオンジャパン

また、フォークコラムをカットせずにハンドル高を15mm調整可能な構造を採用。これにより、ライダーはシーズン中トレーニングやレース、グループやソロなど、ライディングのシーンに応じて何度でもコクピットを上げたり、下げたりすることができる。

4. 振動吸収性能と軽量化、空力性能向上を実現した2層構造のシートポスト

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©️キャニオンジャパン

新型エアロードに搭載されているシートポストは、前モデルよりも幅広なチューブ形状をしているが、実際にはその逆で、軽量化のための隠された独自の構造。シートクランプで固定可能なシートポストの下半分は、露出して見える部分の半分の幅しかなく、軽量化に寄与している。それだけではなく、確実にシートポストを固定できる形状まで実現。

シートポスト前部はクランプによる応力の増加への補強がされており、リアセクションは空力性能向上を担うことに特化した、超軽量な中空カーボンカウルの2層構造だ。この構造は、前モデルと比較して6gの軽量化と快適性を向上を生み出す。

新ジオメトリー採用でよりオールマイティに

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©︎キャニオンジャパン

新型エアロードでは、ハンドルバーが低く遠いポジションをキープできるライダーだけでなく、多くのライダーに空力性能のメリットを提供することを目標とした。なぜなら、空力的に優れたセットアップは、時速45km/hで高速巡航できるプロだけでなく、巡航速度が14km/h以上ならすべてのライダーにメリットをもたらすことができるからだ。

そのため、従来世代と比較してMサイズでスタックが9mm高く、リーチが5mm短くなっている。コックピットで計測した場合、「アルティメット」のライディングポジションとほぼ同等のライディングポジションになり、エアロードとアルティメットでバイクを乗り換えることも容易になる。

新型AEROADラインナップ

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