3Dプリンタ技術を用いた新種のサドルがfi’zi:kから登場/fi’zi:k ANTARS VERSUS EVO 00 ADAPTIVE

Fizik(フィジーク)から、新しい技術を採用した『ANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVE(アンタレス バーサス エボ 00 アダプティブ)』が発表された。

「Carbon, Inc.」によって開発された、最先端の3Dプリントテクノロジーである『Digital Light Synthesis™(以下DLS)』を従来のパッド部に採用。全く新しいサドルの登場だ。

FIZIK ADAPTIVE

参照:RIO GRANDE

未来へようこそ

長らくロードバイクのサドルを販売してきたfi’zi:kの、製品開発に携わるメンバーは常にゴールに向かって、革新的な製品をよりスピーディーに開発することに挑戦してきた。ADAPTIVEはデジタル3Dプリントを用いた革新的な製造方法の結果、アマチュアサイクリストやプロライダー達と共に何百回もテストを繰り返し、従来の何倍ものスピードで製造してきた。

FIZIK ADAPTIVE 3

DLSテクノロジーで製造された3Dプリントパティングは水洗いで簡単にクリーンナップ可能。(参照:RIO GRANDE

今回はデジタル3Dプリント技術の進化により、これまでの素材・製造方法による制約を一切受けることなく、このサドルを生み出したという。

FIZIK ADAPTIVE

fi’zi:kが9年間収集したあらゆるカテゴリー、レベルのサイクリストのプレッシャーマッピングデータに基づき、
最適化された究極のパッティングをDigital Light Synthesis™テクノロジーで実現。(参照:RIO GRANDE

ADAPTIVEは無段階の可変性を持ち、クッション性・衝撃の吸収性・減衰性に優れており、シームレスなゾーンクッションを開発できる、「Carbon, Inc.」の格子状エラストマーを採用。また、元となる形状は、同社のベストセラーANTARESシリーズのVERSUS EVO 00のプラットフォームを利用。

Digital Light Synthesis™テクノロジーを使用し生み出される、革新的なパディング。(参照:RIO GRANDE

軟部組織の圧力を軽減するフルチャネルデザインを備えながら、パワー伝達と軽量化を実現しているフルカーボンレーシングサドルをベースに、バイオメカニクス研究での長年の経験と収集されたデータ、それを基に導き出された特定のゾーンクッションとプログレッシブサポートを正確に実現する、革新的な3Dプリントパディングを組み合わせている。

2つの幅のオプション

FIZIK ADAPTIVE 4

左 Regularサイズ 右 Largeサイズ(参照:RIO GRANDE

ANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVEは、あらゆるカテゴリーやレベル、身体的特徴を持つサイクリストにフィットするよう、既存のfi’zi:kサドルラインナップと同様にRegular(レギュラー)とLarge(ラージ)2つの幅のオプションを準備。これによりすべてのサイクリストが、最新の革新的な3Dプリントパディングの圧倒的な性能と快適性を余すことなく享受することを可能にしている。

ANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVE

サドル長 274mm
139mm(Regular)/146mm(Large)
重量 147g(Regular)/154mm(Large)
レール 10×7mm メビウスカーボンレール
シェル HMフルカーボンシェル
税抜価格 ¥48,000

※その他テクノロジーや、詳細はこちらから