国内最大級のステージレース『ツアー・オブ・ジャパン2022(TOJ)』が5月19日〜5月22日にかけて開催された。
本記事では、さらなる国内ロードレースの盛り上がりに向け、2022年6月以降のロードレースの大会日程をお届け。
『TOJ 2022』3年ぶりの有観客実施
このTOJは国際自転車競技連合「UCI」の公認大会でもある。
新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の全8ステージから全4ステージへの縮小開催となったものの、3年ぶりの有観客での実施となり、沿道には多くのお客さんが集まった。
各ステージでの観客数は以下の通り。
第1「信州飯田ステージ」
観客数:15,000人(5月19日・木)
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第2「富士山ステージ」
観客数:9,850人(5月20日・金)
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第3「相模原ステージ」
観客数:18,000人(5月21日・土)
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第4「東京ステージ」
観客数:23,000人(5月22日・日)
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参照:TOJ2022公式ページ
ロードレースを見に行こう!
ロードレースは主に公道を利用して実施されるスポーツ。
スタジアム競技のサッカーや野球、またはサーキットを走るモータースポーツやMTBと違い、入場料や観戦料がかからない点が特徴。「無料で見れる」スポーツということだ。
しかし、それゆえ収益を生み出しにくいスポーツでもある。また公道を封鎖するロードレースでは、地域住民の理解を得ることが必須となる。
そんなロードレースを日本国内でもっと盛り上げていくためには、開催地となる地域へ経済的な恩恵をより多く与えていき、ロードレースを支援してくれる存在をより多く獲得することが必要だろう。
そのためにも、ぜひ、現地に足を運びロードレースを観戦していただきたい。
そして現地でレースを楽しむ際には、開催地周辺の地域に宿泊したり、グルメや温泉、観光を一緒に楽しんでほしい。
JCLやJBCFが主催する各レースの詳細ページには、レース関連情報だけでなく、開催地周辺の観光情報も掲載されている。
各地域の魅力を知り、味わい楽しむことで、その地を走るロードレースもより楽しむことができるだろう。
“推し”のチーム、選手を見つけよう
ロードレースは競技場ではなく主に公道で開催されるため、選手と観客との距離が非常に近いスポーツでもある。目の前を高速で通り過ぎる迫力は圧巻だ。
また、坂道などではペダルを踏ん張って登っていく選手たちに、真横から声援を送ることができる。声援を送った選手がレースに勝てば、なんだか自分のことのように嬉しくなるだろう。
そんな喜びを共に味わうためにも、ぜひ”推し”のチームや選手を見つけてほしい。
各チームでは、所属選手1人ひとりのプロフィールはもちろん、地域との繋がりなどについて様々な情報を日々発信している。
各チームのホームとなる本拠地や、選手たちが駆るロードバイクなど、自分との共通点やグッとくるポイントが必ず見つかるだろう。
そんな”推しチーム・選手”を見つけたら、レースが開催される現地に訪れ、ぜひ直接声援を送ってほしい。選手1人ひとりのパワーになること間違いなしだ。
また、レース後などに選手と触れ合える機会が用意されている大会も存在する。一緒に写真を撮ったり、サインをもらったり、はたまたオススメのサイクリングスポットを聞いてみたり…。ぜひ、一緒に日本ロードレースを楽しみながら、盛り上げていただきたい。
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