キャノンデールから初のエアロロード「システムシックス」が発表

システムシックス 6つのパーツの特徴

フレームとフォーク

システムシックス

引用:cnanonndale

チューブ形状は、空気抵抗を極限まで抑えるようにデザインされ、左右非対称に仕上がっている。これはディスクブレーキの操作性能やペダリングのパワーをより効率的に推進力へかえていくためだ。

フレームジオメトリーはSuperSix EVOをベースにしており、高いハンドリング性能を実現したという。

シートポスト

システムシックス シートポスト

引用:cannondale

シートポストも空力性能を考える上で重要なパーツとなる。走行時、前方から流れてくる空気はシートポスト付近を通過するときにライダーの両脚にもまれて加速し、より速く後ろへ流れていくからだ。

システムシックスのシートポストには先端を切り落としたエアフォイルシェイプを採用し、前方からの空気をよりスムーズに流す形状になっている。

ハンドルバーとステム

システムシックス ハンドルバー ステム

引用:cannondale

ハンドルバーとステムを一体化して開発されたKNOT SystemBar。空力性能を高めたスマートなルックスと調整幅の高さが特徴だ。ハンドルバーは独立して8度のピッチ調節が可能なためステム交換は不要となる。

やはりここでもエアフォイルシェイプが採用され、気流を維持して一般的な角ばったエアロバーよりも快適性に優れている。

ホイール

システムシックス ホイール

引用:cannondale

システムシックスを開発する上で、一番最初にデザインされたのがこのホイール「KNOT64」だ。KNOT64はホイールが大きくなればなるほど、一般的に増加すると考えられる抵抗をむしろ低減するように設計されている。

ディスクブレーキ専用のホイールは一般的なロードバイクのホイールよりもかなり大きい設計になっており、23cタイヤを装着した場合でも実測は26mm幅になる。これによりタイヤの上を通過する空気が乱れることなく、空気抵抗を最小限に抑えることができる。

システムシックス全機種一覧

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