サイクリスト/ランナー向けGPSアプリ「Strava(ストラバ)」がサブスクリプション制に

strava,ストラバ

世界中のサイクリストやランナー、トライアスリート達に愛用されているGPS/トレーニング記録アプリの「Strava(ストラバ)」が、本格的なサブスクリプションシステムに移行する事がStravaからのリリースで明らかとなった。

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有料化の変更点は?

大まかにまとめると、従来のようなトレーニングの為に必要な分析は有料のまま、無料であったセグメントに関する項目やルート作成機能などが有料となった。価格は変わらず毎月525円(60日間無料トライアル有)

また、アスリートの用途に合わせて課金が出来た「Summit」が廃止に。下記の機能を備えたサブスク版か、無料版の二択となる。

サブスクリプション向けの新機能 まとめ

・ルート機能がアップデート。ルート推奨機能がios/Androidにも追加
・同一ルートでのライドパフォーマンスを比較分析する機能が追加
・iosのトレーニングログで全てのトレーニング履歴がチェック可能
・ワークアウトが全てのアクティビティタイプで可能に
・Grade Adjusted Paceがios/Androidでもチェック可能に(ランニング)
・セグメントでの新しいランキング方法が追加予定

無料→有料化になった機能 まとめ

・セグメント全体のリーダーボード(トップ10までは無料)
・セグメントエフォートの比較、フィルタリング、分析機能
・strava.comでのルート作成機能
・同一ルートでのランニングパフォーマンス分析
・Androidとウェブのトレーニングログ
・月毎アクティビティの傾向チェックと比較

機能 無料 サブスクリプション
アクティビティの記録
デバイス連携
SNS機能
ルート作成 ×
セグメントのランキング ×
トレーニングダッショボード ×
心拍数/パワーデータ分析 ×
アクティビティの詳細データ ×
目標設定 ×  ◯
トレーニングログ ×  ◯
エフォートの比較 ×  ◯
Beacon ×  ◯
パーソナルヒートマップ ×  ◯
パートナー企業特典 ×  ◯
プレミアムサポート ×  ◯

充実する機能

Stravaは2020年に既に50件以上ものアップデートを実施してきた。サブスクリプション化に伴い、今後も随時機能拡充の為のアップデートが行われていくとの事だ。

新型コロナウイルスによって単独での運動が増えた方も多いだろう。これを機にサブスクリプション版へと移行し、トレーニングとストラバによる分析を通じて、自身もこの機会にパワーアップしてみてはいかがだろか。