ロードレース初心者がジロ・デ・イタリアを楽しめるおすすめポイント【パート3】

本日5月4日開催のジロ・デ・イタリア2018!

パート1、パート2と今年のジロの「ここを抑えれば、何も知らないで観るよりも何倍も楽しく観戦できるはずだ!」というポイントをご紹介しているが、パート3となる今回は「本格山岳ステージ」となる第6ステージの観戦ポイントだ。

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第6ステージ(山岳コース):5月10日(木)

5月8日の第4ステージから始まったシチリア島を巡る3日間の旅の最終日は、イタリアを代表する活火山の1つ、エトナの山で開催される。前回大会に続き、2年連続での登場だ。

第6ステージ コースプロフィール

第6ステージ コースプロフィール

【第6ステージ ポイント】

  • ポイント:今大会初の本格山頂フィニッシュ

大会初の本格山頂フィニッシュ

第6ステージのポイントはズバリ!「今大会初の本格山頂フィニッシュ」であることだ。

いよいよ、本格的な総合優勝争いの幕が上がる。これまでのジロ・デ・イタリアでも何度も登場してきた有名山岳の1つ、エトナ山が今年もジロに登場する。

エトナ山頂に至るまでのコースもアップダウンが激しく難易度は高いが、基本的にはエトナの登りにて全ての逃げは吸収され、総合優勝を狙うチーム・選手たちによる一騎打ちが繰り広げられることだろう。

エトナの登りは、ゴールまで14kmを残したところでスタートする。

エトナ山

登りの前半も、最大勾配15%の厳しい区間が存在するものの、この時点ではまだ各チームとも余裕を残しており、まだまだ様子見といったところになるだろう。

本当の戦いはゴールまで残り6kmを切ったポイント。平均勾配8%の厳しい勾配が連続し、いよいよ決戦のゴングが鳴る。

「チーム・スカイ」が力を発揮

この登りで最強の力を発揮するのがチーム・スカイである。過去のツール・ド・フランスでも、スカイの強力なアシスト陣が集団をハイペースで牽引し、ライバルチームの選手たちが次々と脱落していく、という展開がよく見られた。

今大会もセルヒオ・エナオ、ワウト・プールスなど、他のチームであれば十分にエースを担える選手たちが力を発揮することだろう。

元世界チャンピオンの個人タイムトライルスペシャリスト、ヴァシル・キリエンカも、その鉄のような無表情をカメラに見せながら坦々とハイペースを維持してライバルチームを苦しめるはずだ。

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「最強」チームの最強の牽引役、キリエンカ

そうして、他チームがアシストを失って疲弊したのちに、エースのクリス・フルームが満を持して「発車」する。過去、2013年や2015年のツール・ド・フランスでも、勝負所の山岳のまさに「ラスト6km」辺りからのアタックで、ライバルたちに1分以上のタイム差をつけることに成功している。

この日の「ラスト6km」という勝負所の距離は、フルームにとって最も得意とする「射程範囲」であるのだ。

では、ライバルたちはいかにしてこれに対抗するのか。

ライバルの「チーム・スカイ」対策

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