ロードバイクの値段は千差万別。値段を左右する大きな要素には、ブランド、素材、コンポーネント等が挙げられます。ロードバイクに興味を持った初期の段階では、コンポーネントにそれほどこだわらない人もいるようです。しかし、実際にロードバイクを購入しその魅力にはまると、もっと良いコンポーネントにしたい…と欲が出てくる人も多いとか。そして、その中でも最上級のコンポーネントの一つがDura-aceです。

Dura-ace

引用:Shimano

今さら聞けない。コンポーネントって?

コンポーネント(component)とは「部品」のこと。ロードバイクは沢山の部品から構成されていますが、変速機やブレーキ、スプロケット等、セットで設計・製造されている部品のことをコンポーネントと呼んでいます。ちなみに、フレームやサドル、ハンドル、タイヤ等はコンポーネントではありません。

どんなメーカーがあるのか?

現在、コンポーネントを作っているメーカーは世界でわずか3社。その内の2大メーカーが日本のシマノとイタリアのカンパニューロです。また、最近はアメリカのスラムもシェアをじわじわ拡大中。

シマノのコンポーネント

日本で販売されているロードバイクの完成車は、その多くにシマノ製コンポーネントが採用されています。グレード毎に並べると以下のようになります。

CLARIS(クラリス)< SORA(ソラ)< TIAGRA(ティアグラ)< 105< ULTEGRA(アルテグラ)< DURA-ACE(デュラエース)

エントリー向けのロードバイクに多く使われているのがCLARISやSORAですが、ロードバイクに乗り慣れている人に相談すると「105」を勧められることが多いかもしれません。そして、ロードバイクが大好きになってしまうと、いつかDURA-ACEに…なんて憧れてしまうものです。

さて、Dura-ace完成車は非常に高額であることが多いのですが、今回はそんな中から60万円以下で購入可能なモデルを3台集めました。
CANYON

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