【とれたてレポート】2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム-前編

2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム開催

10月29日(土)、埼玉県さいたま市で2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開催されました。前夜、雨が降っていたため天気が心配されていましたが、当日は爽やかな秋晴れとなりました。

さいたまるしぇで寄り道

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さいたま新都心駅の改札を抜けると、駅前は、さいたまクリテリウム一色です。強風が吹きすさぶ中、ワクワクしながらメイン会場のさいたまスーパーアリーナへ向かいます。途中、けやきひろばで“さいたまるしぇ”が同日開催されていたので、少しだけ寄り道…さいたまるしぇでは、地元の食に加え、フランス産の食材を使った飲食物も販売され、家族連れを含む大勢の人達で賑わっていました。
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一般体験走行

さいたまスーパーアリーナに入る前に、レースコースをチェックしました。メインレースまで時間があるにも関わらず、観覧エリアには既に大勢の観客の姿が!特設コースでは一般体験走行が実施され、抽選に当たったさいたま市民たちが大勢の観客の前を楽しそうに駆け抜けていきました。中には、スーパーマリオに扮した男性ライダーの姿もあり、観客も盛り上がっていました。

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テレビクルーもスタンバイ

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スーパーマリオが登場!

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1km地点

いざ会場内へ

会場に入り指定された席に座ると、想像以上にレースコースから近いことが分かり、俄然気分が盛り上がっていきます。オープニングセレモニーが始まるまで、駅前で配られていた埼玉新聞の特別版を読み、今年の注目選手を改めてチェック。
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オープニングセレモニー&選手紹介

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オープニングセレモニーでは、ベルナール・イノー(Bernard Hinault)氏の写真が会場のスクリーンに映し出され、その直後ご本人がステージに登場。ツール・ド・フランスで5度の総合優勝を果たすなど、フランスを代表する伝説的ロードレーサーであるイノー氏ですが、実際にロードバイクを漕ぐ姿をこの目で見ることができ、レースが始まる前から感動していました。

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オリンピック金メダリスト・現スポーツ庁長官の鈴木大地氏(右)も登場

その後、日本人選手や、4賞ジャージのクリス・フルーム(Chris Froome)選手、ペーター・サガン(Peter Sagan)選手、ラファル・マイカ(Rafal Majka)選手、アダム・イェーツ(Adam Yates)選手を含む、レースの参加選手たちがステージ上に次々と登場し会場は大盛り上がり。特に、モデル顔負けのルックスを誇るサガン選手の登場時には、会場から黄色い歓声が上がりました。

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ツール・ド・フランス・ジャパンチーム

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チーム・ジャイアント・アルペシン

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エティックス・クイックステップ

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アージェードゥゼール・ラ・モンディアル

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オリカ・バイクエクスチェンジ

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ティンコフ

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チーム・スカイ

世界177の国と地域で報道される2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

さいたまクリテリウムは世界177の国と地域で報道されることになっており、国内外の報道陣が多数詰めかけていました。

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インタビューに答える2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの優勝者・マルセル・キッテル

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新城選手と別府選手

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セルフィーを撮るレポーターの益子直美さん

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海外の記者のインタビューに答える別府選手

ポイントレースの優勝者は…あの日本人選手!

ポイントラインを通過した際の順位に従い得点が与えられ、総得点で順位が決定するポイントレースでは、注目の新城幸也選手が優勝しました。
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ついにクリテリウムメインレースの始まり

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マルセル・キッテル、別府史之、ラファル・マイカ、アダム・イェーツ

個人タイムトライアルとポイントレースが終了すると、いよいよ待ちに待ったメインレースが始まります。目の前に世界トップクラスの選手たちが集結し、会場のファンは絶好のシャッターチャンスを逃すまいと一斉に撮影を始めました。表情を見る限りでは、選手たちはレース直前とは思えないほどリラックスし穏やかなムードでした。

メインレースは全長約3.1kmのコースを20周、総距離は62kmです。どんな駆け引きが繰り広げられ、誰が優勝するのか、レース開始前から期待と興奮で一杯でした。
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中盤に日本勢がトップへ。逃げ切りなるか?

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スタート直後は和やかに始まったレースですが、周回を重ねる毎に選手は本気モードになりスピードアップしていきます。テレビの画面では伝わらない、会場内を疾走していく選手たちの生のスピードに唯々圧倒されます。

15周辺りから新城選手、別府選手およびアレクシス・ヴェイエルモーズ選手が逃げ集団を形成。残り3周辺りで別府史之選手がトップに躍り出ました。さいたまクリテリウム初の日本人選手優勝か!?と期待がかかるものの、メイン集団では世界のトップ選手たちが虎視眈々とチャンスを伺っています。

しばらくすると、別府選手の表情が苦しくなり、残念ながらメイン集団に吸収されてしまいます。代わりに飛び出したのは4名の選手。うち3名は4賞ジャージのフルーム選手、サガン選手、イェーツ選手。もう一人は一体誰だ?と思ってよく見ると、何と2016年全日本選手権大会ロードレースのチャンピョンの初山翔選手です!このエキサイティングな展開に、場内のボルテージは最高潮に。ここからトップが目まぐるしく変わり、誰が優勝するのか全く予想できなくなります。20週目、会場に戻ってきた時点ではイェーツ選手が逃げ出し、初山選手は3位。4選手の後姿を見送った後、モニターを見ながら会場全体が声援を送ります。

優勝者はティンコフのイケメン選手!

残り400m辺りでフルーム選手が仕掛けイェーツ選手を捕らえ追い抜きました。やはり、王者フルーム選手が優勝か、と思ったのも束の間、フルーム選手を初山選手が追い抜き、その初山選手をサガン選手が追い抜き、と正に混戦模様…最終的にこのスプリント勝負を制したサガン選手が優勝しました。残念ながら今回は日本人初優勝とはなりませんでしたが、日本でもサガン選手の人気は高く、優勝が決まった瞬間には歓声が上がりました。僅差で2位になった初山選手も非常に素晴らしかったです。

一瞬も見逃せない白熱のレース展開に引き込まれ、82分間(サガン選手の記録)があっという間に終わりました。選手の皆さん、素晴らしいレースを見せてくれて本当にありがとうございました!

次回は、表彰式の模様と、優勝したサガン選手の写真を一挙にご紹介する予定なので、是非お楽しみに!!
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