優勝トロフィーも石畳??
「Hell of the North」とも称される、この石畳のレースを制したチャンピオンに与えられるのは「石畳の石トロフィー」だ。どこまで石畳が好きなんだ、とツッコミたくなるほどの石畳愛を感じられる。
ちなみにこの石トロフィーは1977年に生まれたアイディア。そして、2002年以降はルーベから30km程の町「Orchies(オルシ)」にある石工店「Slosse Marbrerie」が石の調達からトロフィーの製造を行なっているそうだ。
250kmの内、石畳は50km
石畳を行くレースとは言ったものの、250kmが全て石畳という訳ではない。「パリ〜ルーベ」では「石畳セクター」(Cobbled SectorsまたはPavé Sectors)と呼ばれる石畳区間が、コース各所に約30箇所ほど設定されている。そして各セクターは過酷さの程度を表す「5つ星」によってランク付けされている。「5つ星」のセクターが最も過酷なセクター、と言った具合だ。300m程のものから3.5km程のセクターまでがあり、距離が長いほど星の数も多くなる傾向にある。