Hope社の自社工場での製造
自転車フレーム・パーツブランドの「Hope Technology」社。
「Loutus / Hope HB.T」の開発においてHope社は、Lotus社との共同開発を通して設計された「フレームやホイールの製造」を担当した。
それでは、実際にHope社の工場で行われている製造風景と一緒に秘密に迫ってみよう。
Hope社は、多岐にわたる自転車パーツを製造する企業。金属加工やカーボンパーツ製造のための最新設備が整った工場を有している。自社工場内で、ほぼ全ての製造工程を完結できるため、コスト面や製作時間などの多くの面でアドバンテージを持っている。
主に2種類のカーボンシートを使い分けており、1本のフレームで300枚以上のシートが用意される。金型への貼り付け作業は全て人の手で行われており、特定の場所に全てのシートを配置しなければならず、2人がかりでも丸2日はかかる大変な作業だ。
「Lotus / Hope HB.T」のために新しく設計されたホイール
「Lotus / Hope HB.T」に合わせ、ホイールも新しく設計された。この専用ホイールは初めから左右一体のホイールとして製作されたもの。従来の、左右別々に製作された面を接着してホイールにする製法よりも、軽さと強度の面で優れている。