変更点は少なくも大きな変化を遂げる
まずはバイク前面部から。上記の画像でもわかる通り、ヘッドチューブの前面投影面積は大きく削減され、スペシャライズドのエアロロードモデルVenge(ヴェンジ)に似たものになっている。ヴェンジの開発で培った経験を活用し、ターマックSL7に落とし込んだ。ターマックSL6よりケーブル露出の少ないインテグレーションシステムで大きく空気抵抗を抑えている。
また、嬉しいのがステムの新仕様。
ヴェンジに採用のステムから45g軽量化されたターマックSL7のステムは、S-Works エアフライ II ハンドルバー使用時にケーブル類をもっともクリーンに配線できるように設計されている。ただし、クランプ径は一般的な31.8mmなので、他の市販ハンドルバーも使える。
エアロと軽量性を妥協無しに選ぶバイク
見た目として大きく変更したのはリア三角部もだ。もっとも特徴的変更ともいっていいシートステイは、コックピット周辺部よりも一層ヴェンジを彷彿させるデザインになっている。しかしながら、クリアランスは余裕があり32cのタイヤを21mmのリムに履かせることが可能。