東京は非常に凹凸な地形であることはご存知だろうか?

23区内には名前を持つ多くの坂が存在し、市街地でも高低差が15m以上にも及ぶ場所が至る所にある。中にはその見晴らしの良さから映画やアニメのロケ地になったり、非常に長い歴史を持つ坂なども存在する。

のぞき坂 ゴール地点2

豊島区 のぞき坂

本記事は、そんな都内にある隠れた激坂スポットをご紹介していくシリーズ。その第4弾となる今回は、前回に引き続き豊島区エリアにある3つの坂をご紹介。

市街地から比較的離れた場所にあるメジャーなヒルクライムスポットへ行かなくても、気軽に挑戦できる「都内クライム」の魅力をロードバイクに乗って見つけてほしい。

豊島区エリアの地形

豊島区は荒川と多摩川に挟まれた場所に位置し、神田川・谷田川・弦巻川・谷端などによって地形が削られ、海抜8mの場所から36mの台地まで、高低差は約28mに及んでいる。まさに地形の変化が激しい地区だ。
豊島区公式ページより)

本記事ではそんな地形の中でも特に一押しな豊島区の激坂スポットを3点ご紹介していく。

「宿坂(しゅくざか)」

宿坂 スタート地点のお寺

豊島区高田1丁目と2丁目の間にある距離240m、平均勾配8.3%(Strava測定)の坂。

都電荒川線の面影橋駅前の面影橋から始まる宿坂通りの先にあり、スタート地点から全体的に緩やかな坂だ。

鎌倉時代に鎌倉街道の関所があったとされており、江戸時代には樹木が辺り一面生い茂り日差しが入り込まなかったことから、別名「暗闇坂」とも呼ばれていたことも。その不気味さは、1974年刊行の「豊島の民話」に記載されている「おばけ坂」という物語の舞台にもなっている程。

しかし現在では日光が照る住宅街となっており、かつての不気味なイメージは想像できない。

「宿坂」という名前の由来は、練馬方面から江戸に行くために、ここで1泊しなければならなかったことから「宿坂」という名がついたとの説がある。(豊島区公式ページより)

コース詳細

宿坂 スタート地点

スタート地点は面影橋から始まる宿坂通りを進んだ先にあるお寺「金乗院」の山門から。頂上を見上げても比較的に穏やかな勾配であることがわかる。

前半は平均8%前後の勾配が続くため一定のリズムで進んでいく。

宿坂 路面状況

路面状況は以上の写真のように、滑り止めのドーナツ型の路面と平らな路面で半分割されている。

宿坂 ゴール地点後半は勾配がさらに緩やかになっていくものの、依然ママチャリで登るには厳しい坂だ。

Strava 斜度統計 宿坂

参照:Strava

距離 240m
平均勾配 8.3%
最大勾配 12.4%
難易度 ★☆☆☆☆

最大勾配30%越え
「富士見坂」

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