サイクルコンピューターとは

Photo by Luc Claessen/Getty Images

「サイクルコンピューター(通称サイコン)」とは、サイクリングの速度や距離などの走行データを表示・保存できるもの。ロードバイクを最大限楽しむには、サイクルコンピューターの機能がとても重要となってくるが、機能も価格やグレードによって様々。

今回はサイクルコンピューターの選び方とそのおすすめをご紹介していく。

サイクルコンピューターの選び方

サイクルコンピューターには測定できる項目が多くあり、前述したがグレード・価格帯によって変わってくる。ロードバイク初心者にとって、サイクルコンピューターに”最低限”必要な項目は

・速度
・走行距離
・ケイデンス
・平均速度

など。価格帯としては5000円〜10000円ほどになるが、速度やケイデンス(ペダル回転数)の計測センサーはワイヤレスが主流であり、見た目や落車などによる断線の心配もない。

しかし、これらはあくまでも最低限の目安だ。近年の大手サイクルコンピュターのほとんどはスマートフォンとの連動が可能であり、GPS搭載による走行ルートの表示(GPSナビ)や、心拍数の測定とアプリによるデータ解析も可能だ。

では、どのような機能を搭載しているものが良いのか。上記の速度や走行距離などの項目に加えて

・GPS(ナビ表示)搭載
・スマートフォンと接続ができる
・心拍数(Bluetooth/Ant+)
・パワー表示(パワーメーター有の場合)

などがあると良い。価格帯の目安としては、2.5万円〜4万円ほどのものが良いだろう。この価格帯だとほとんど性能は変わらないが、相違点としてはコンピューターとは別にアプリや走行データ解析ソフトが充実しているかなどだ。

サイクルコンピューターおすすめ

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