cinelli(チネリ)の概要
cinelli(チネリ)はイタリアの自転車ブランド。
チネリは1948年創業の老舗イタリアブランド。ロードバイク、ピスト以外にもハンドル、ステム、ラグ等を製作している。
日本への参入は1960年から開始したものの、当時の価格で8万円、現在の価値で約40万円以上の高価なものであった。当時、自転車好きの力道山がイタリアへ行った際にチネリを見かけ、「ハンドルをギュギュッとねじっても壊れなかったから買って来た」という話が有名。
その後1964年東京オリンピックの際に上野の老舗自転車店横尾双輪館の横尾明が、外国選手が使用している自転車の写真集を作成したのをきっかけに広く知られるようになった。日本自転車競技連盟はチネリを輸入したがサイズが選手に合わず使用しなかった。1985年にチューブメーカーのコロンバスを中心とするグルッポ社に買収された。
「自転車は流行を追う必要はまったくない。あくまでもレースのための機材なのだ」という思想のもと、自転車界を先導する数多くのイタリアンバイクを生み出してきたチネリ。一方、デザインに重きをおいた自転車作りをすることにより、より人間的な自転車を作り上げる事にも成功した。
「ひとつひとつの製品がアイディアを持ち、かつ愉快であること」という言葉からチネリのスタイルが生まれてゆき、「ひとりひとりが夢の自転車を手に入れること。」という目的地を追い求めている。
cinelliの基本情報
名称 | cinelli(チネリ) |
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国 | イタリア |
公式サイト | cinelli公式サイト |
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